ガラスの種類・構成:機能ガラス 【強化ガラス】
ガラス面につけた型模様によって、光を通しつつ適度に視線を遮ることができるガラスです。
日射透過率や可視光線透過率などの光学的特性は、フロートガラスとほとんど変わりありません。
割れにくく、割れても安全なガラス
加熱・冷却処理によって強度が高められた強化ガラスは、手でたたいたり、ボールがぶつかったりしてもなかなか割れません。
また、万一割れても破片が鋭利な刃先のようにならず、小さな粒状になるため大ケガをする心配がありません。
住宅、お年寄りのいる部屋はもちろん、多くの人が集まる学校やオフィス、デパートなどで使われています。
防犯性能は期待できません
【強化ガラス】は、その名前から「防犯機能を持つガラス」と思われがちですが、これは誤りです。
フロートガラスと比べて割れにくく割れても安全な反面、ガラスの脱落を防ぐことができないので、防犯性能は期待できません。
防犯対策には【合わせガラス】をお勧めします。
このガラスにできること
安全・安心に暮らす【ケガを防ぐ】
ガラスは、割れるととても危険です!
ガラスのコップが割れて破片でケガをした経験、ありませんか? 一見丈夫そうな窓ガラスも、地震や強風で、それに人や物が勢いよくぶつかると割れることがあります。割れたガラスの破片は、鋭利な刃のようでとても危険。家庭では、子どもやお年寄りが割れた窓ガラスでケガをするケースが意外と多いのです。
割れたとき、ケガを防げるガラス選びを
絶対に割れないガラスはありません。しかし、安全や災害対策を考えて作られた、ケガを防げるガラスがあります。
こうしたガラスには、強くて割れにくく、割れたとしても破片が小さな粒状になるものや、割れてもほとんど破片が飛び散らないものがあります。
実は国も、学校やデパートなど大勢の人が集まる建物でのガラスの事故を防ぐために、こうした安全性の高いガラスを使うよう指導しています。
ガラスを賢く選んで事故・ケガを未然に防ぎましょう!
(引用)ガラスタウン|http://www.glass-town.com/より