ガラスの種類・構成:機能ガラス 【複層ガラス】

二枚のガラスの間に乾燥した空気の層を封じ込めたガラス。 一般的な透明ガラスの2倍の断熱性能を持ち、住まいのさまざまな問題の解消に役立ちます。

 

【複層ガラス(ペアガラス)】特徴は「中空層」

複層ガラス複層ガラスの機能のポイントは、二枚のガラスの間に乾燥空気を封入した「中空層」にあります。この中空層の中の空気によって、いわばダウンジャケットのような断熱効果が生まれるのです。




住まいの問題解消に役立ちます

冷暖房効果の低下や結露の発生など、住まいの快適さを損なうさまざまな問題の原因は、「熱の移動」にあります。 複層ガラスは、熱の通り道である窓の断熱性能を高めるため、こうした問題の解消に役立ちます。

 

このガラスにできること

健康に暮らす 【アレルギーを防ぐ】


ガラスを選んで、 ダニ・カビを減らそう!

子どもを中心に、成人でも増加傾向にあるアトピー性皮膚炎や気管支ぜんそくなどのアレルギー性疾患。そのアレルギー症状の主な原因はハウスダスト、ダニのフンや死がい、カビだといわれています。 実は、意外にも窓はダニやカビが発生しやすい場所の一つ。 それは、窓が結露すると、水滴が木枠や床に少しずつしみ込んで、そこにダニやカビが発生しやすい湿度の高い環境がつくられるためです。 ダニやカビの発生原因となる結露を防ぐには、外の寒さによって窓ガラスが冷えるのを防ぐことが大切です。 それには、断熱性能の高いガラスを使うのが効果的なのです。

 

 

健康に暮らす 【ヒートショックを防ぐ】


ヒートショックって何?

ヒートショックとは、急激な温度変化によって身体に負担がかかり、重大な疾患を引き起こすことです。 例えば冬、暖かいリビングから寒いトイレへ、寒い脱衣室から暖かい浴室へ入ると、温度差が負担となって血圧や脈拍が変動し、脳梗塞や脳出血、それに心筋梗塞を引き起こすことがあります。 65歳以上のお年寄りが家庭内で亡くなる原因のおよそ4分の1がヒートショックだといわれているのです。

 

 

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家の中の温度変化をなくしましょう!

一般にヒートショックが起こりやすい場所は、浴室、脱衣室、トイレなどです。 暖房はもちろん効果的ですが、実は室内の熱は窓からどんどん外へ逃げていきます。 お年寄りがいる家庭では、断熱性に優れたガラスを使って暖かい空気を外に逃がさないよう工夫することをお勧めします。 

 

 

快適に暮らす【結露を防ぐ】


結露が発生するしくみ

グラスに冷たい水を注ぐとまわりに水滴がついたり、メガネをかけて食事をすると湯気でメガネが曇ったりします。これが結露と呼ばれる現象です。 結露は、ガラス面の内側と外側の温度差と、空気中の水蒸気(湿度)が原因で起こります。冬の窓の場合、窓ガラスは外気によって冷やされる一方、内側は室内の暖房などで暖められます。この暖かい空気が窓ガラスに当たって冷やされ、空気中の水蒸気が水滴となってガラスに付くのです。

 

 

窓の結露は防げます!

窓の結露は、不快で始末が面倒なだけでなく、カビやダニの発生原因ともなるので、なるべく防ぎたいものですね。 結露対策には、外の寒さによって窓ガラスが冷えるのを防ぐことが有効です。断熱性能の高いガラスは、一般のガラスと比べて外気の冷たさが伝わりにくいので、結露を防ぐのに効果的なのです。

 

 

 

 

(引用)ガラスタウン|http://www.glass-town.com/より

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